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目が覚めるとそこは、冷たく薄暗い密室。手足は太い縄で頑丈に縛られ、口には猿ぐつわが嵌められていた。一体誰が、何のために自分を捕らえたのか? 夜道で感じた怪しい影の記憶が蘇るも、声すら上げられぬまま刻一刻と時間が過ぎていく。絶望的な状況下で男が目にしたのは、床に転がる一粒の希望と、忍び寄るさらなる恐怖の足音だった——。
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